1,000万の外構?
2日が経ち、次長Cから着信だ。
こういう時だけは時間通りのスウェーデンハウスよ、なぜそれを通常運行にできないのだろうか。
終わりのない大金の話は、その日の電話でも進展なしだった。
早く終わらせたいのに答えをかわすやり口、空っぽのモウシワケゴザイマセンはパターンと化している。
怒らせた客の見積もりでミスるとか、どこまでも緊張感のないスウェーデンハウスの働きぶりのおかげで、私は無理なくダイエットに成功した。
テラスのサイズが見積もりと図面で違ったことについては
「サイズは図面(小サイズ)が正しいので、見積もり(大サイズ)が間違いです。金額はそのままで間違いありません。」
との回答だった。
正しいものをすぐに送ります、くらい言えない次長もアウトだな。どうせ次の話し合いのときついでに持って行こうとか思っているんだろう。
特注サイズを諦めて約半分サイズになったのに、金額は変わらず300万なのはなぜか聞いてみると
「準防火地域仕様の素材自体が高いので、どうしてもこの価格に…」
見積もりトータル54万アップの真相は
「最終打ち合わせの4/19(あの日が最後だったとは知らなかった!)の時点で"本当は820万"とお伝えしましたが、実はその時点で金額は874万だったのです。なぜか店長Aは874万を伝えず…元々は874万以上かかっているのですが…」
本当はって何だ?実はって何だ?元々?つまりいくら?
打ち合わせを終えてまだ金額未定って、打ち合わせ終わってなくない?
スウェーデンハウスの利益ゼロで900万またはそれ以上かかってるって、利益あったら1000万の外構??
最安のフェンスを使って?
よしいいだろう、1000万かかるとしよう。
だが私たちの予算は建物+外構(テラス含む)で3500万と伝えていた。
それで出来ます!と言ったから契約したのに、なぜその予算から1000万も上がるような物を提示して、外構契約していないのに工事を進めたのか?
払えるわけないだろっ!!
店長Aは「これ以上値下がりはない、ギリギリです」と言った。上司の次長が出てきても言い分は変わらないなら、値段は下がらないんですね?と聞くと
「金額のことは26日の話し合いでお伝えします。」
コレだ、また答えを延ばす。
ああ、だから正しい見積もりを送ってこないのね。二度手間だもんね。
もういい、好きなだけ延ばせ。どうせ明瞭な回答がもらえるなんて思っていない。
26日は店長A、次長、担当建築士、工事リーダーの4人で我が家に来るとのこと。
スウェーデンハウスのペースで話を進めていく気だろう。ならばそれを崩すまでだ。
素人を小細工で丸め込もうとしているスウェーデンハウスに対し、私は反撃の切り札を持っていた。
餅は餅屋、お知り合いの一級建築士様が同席してくださることになったのである。
手の内は当日まで明かさない、彼らの鼻の穴を開かすために。そしてイニシアチブをタローラモ家に戻すために。